2005-10-26 第163回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
ただ、既にヨーロッパのアクティブサーベイランスも二〇〇一年から始まって、そこには膨大なデータが出ていて、ハイリスク牛と健康牛でのBSEの陽性の比率とか、そういうものはすべて、範囲は何千万頭というオーダーで得られているものですから、それほど推計に大きなずれがあるとは私自身は考えておりません。
ただ、既にヨーロッパのアクティブサーベイランスも二〇〇一年から始まって、そこには膨大なデータが出ていて、ハイリスク牛と健康牛でのBSEの陽性の比率とか、そういうものはすべて、範囲は何千万頭というオーダーで得られているものですから、それほど推計に大きなずれがあるとは私自身は考えておりません。
○吉川参考人 二〇〇一年から、ヨーロッパがかなりの規模で、三十カ月あるいは二十四カ月以上の牛についてアクティブサーベイランスを始めたわけです。
○政府参考人(吉川泰弘君) あのときの評価ですけれども、過去の全頭検査の成績及びヨーロッパの、アクティブサーベイランスと称しておりますけれども、三十か月以上あるいは二十四か月以上の全頭検査の結果等を踏まえて、どこら辺が検査の感度の限界になるだろうかという議論になったわけですけれども、その評価の結果として、二十か月以下で検出できなければ、二十か月以下を、従来引っ掛かってこなかったわけですけれども、これからも
そういうことを日本の今までの全頭検査の結果あるいはヨーロッパ、イギリスが特に対策を取る前に自然例で二十万頭の報告がありますし、その後ヨーロッパを含めてアクティブサーベイランスの対象としては数千万に及ぶ検査の結果があって、そういうものを含めて議論をしているわけであって、ゼロであるかというふうに問われれば、ゼロでないという答えしか答えようがないんですけれども。
もう現在アクティブサーベイランスといいますか、要するに脳についての検査を行っているヨーロッパ諸国でBSEが出ていない国はスウェーデンだけになりました。検査をすれば見つかってきているということに、それだけもう私はグローバルリスクとしてもう九〇年以前からひそかに進んでいたんだと思っています。
○小林(秀)政府委員 新しい法案の第十五条に規定をされました積極的な疫学調査、これをアクティブサーベイランスと申しておりますが、この調査は、原因不明の感染症が発生した場合の原因の究明、それから、通常の受動的な発生動向調査では把握できない感染拡大状況の把握というのを目的にしたものでございます。
○吉田(幸)委員 それでは、サーベイランスで、アクティブサーベイランスについて規定を設けた理由、またその効果について、少し詳しくお尋ね申し上げます。特に、都道府県知事は、厚生大臣に感染症に関する研究を行っている機関の職員の派遣、協力を求めることができるとされておりますが、この機関について、一体どのような機関を想定し、それらにどのような役割を期待しているのか、お考えをお示しください。
さらに、特定の感染症が特定地域で増加している場合や原因不明の感染症が認められる場合には、積極的な疫学調査、アクティブサーベイランスと言っておりますけれども、その地域へ特に出かけていって調べるというような積極的な疫学調査を実施することも規定しているところでございます。
そのために、今回の法案におきましては、積極的疫学調査、英語で言いますとアクティブサーベイランスと、こういう言葉を外国の方は使っていらっしゃいますが、その積極的疫学調査を初めとした感染症発生動向調査の法定化等、日ごろから対策準備を進めていく事前対応型の感染症対策を確立することといたしております。
そうでないと、ただ知識的に何であった何であったという毎月の数字だけでは対策に結びつくかどうかは大変心もとない話でございますので、外国ではアクティブサーベイランスという言葉がありますように、実際に感染が出た場合には、個々のケースそのものを医師のもとにおいて情報を把握して、きめの細かなネットワークを利用いたしまして、本当にその感染が広がるのか広がらないのかを突きとめるというシステムをやるのがアクティブの